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Writer's pictureまやはるこ

【前編】縄文ホツマツタエから、<生きる>について考えてみた。


個人的な興味から始まり、ホツマツタエという縄文時代の古文書について学び始めて10年ほどになります。

月に一度通っているくらいなので、理解できているかと聞かれたら、言葉を詰まらせてしまいますが、ホツマツタエとは、古代文字と呼ばれる<ヲシテ文字>で縄文時代を描いた古文書です。

母音と子音の組み合わせヲシテ文字48文字で書かれています。一音韻一文字に、音韻(波動)を持ち、目に見えないエネルギーの働きや性質を表しているもので、母音と子音の組み合わせから生まれているのです。

40文(章)からなり、天地創造や人間という種族を含めた生命の子孫繁栄、今を生きる為の生活の知恵まで書かれています。


私は、子どもの頃から友だちと遊ぶよりも、自分の人生、特に命について考える時間が多くありました。母が入退院をくり返していたので、それが影響していたのかもしれません。

母は私が成人を迎えるのを見届けた翌年、あの世に旅立ちました。


今振り返ると、「死」が恐ろしくてたまらなかった。

母から「見捨てられるかもしれない」恐怖が、子ども心にあったように思います。 それは、大人になってもずっと心の奥深くに沈んでいました。


ホツマツタエに書かれている文字<ヲシテ文字>は、母音と子音の組み合わせからなります。母音は、母と考えられ、五要素(宇宙(気体)、風、火、水、大地)

一方、子音は父と考えられています。

母と父の組み合わせにより大自然の理(ことわり)が表されているとされ、この組み合わせにより48文字で構成されています。

ヲシテ文字の、一文字一文字が、父と母が生み出したものだと聞き「言葉に命が宿る」言霊とはこういうことなのかと納得できました。


また、ホツマツタエと並行して熊野にある深い森や滝を、何度も訪ねていくうち、

生命の地球」を意識するようになりました。

人間という種族だけでなく、母体の地球には、水の種族、木々、動物、多くの種族の命と共存し、共鳴して時間空間に生きているのだと考えるようになったのです。


<誰からこの肉体をお預かりしているのか>と聞かれた時、よくよく考えると地球。

父母は子孫繁栄というお役を果たしてくれた恩人であったと、腑に落ちてきました。


私たちの生きていく中の大きなテーマに、「エゴ」と「執着」がありますが、エゴは悪いものではなく、「生きる」エネルギー

執着は、健やかに生きる為に、何を是正すれば良いか。わかりやすく示してくれています。


ホツマツタエにすべての答えがあるかと聞かれたら、人間社会においての生活の知恵、食する作物を作る為の大地との関わりなど、生きる上での、さまざまな工夫が書かれている知恵本だと思いますが、すべてではないと考えます。


長くなりますので、今回はここまでにします。

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